うつ病診断チェック

「最近食欲が無かったり、眠れないことがある」という人や「体調がすぐれないのに病院で診察を受けても悪いところが見つからない」という人はいないでしょうか。
そのようなときには、うつ病を疑ってみるべきかもしれません。
ただ、自分がうつ病かどうか判断するのはとても難しいことですし、いきなり心療内科を受診するのは敷居が高いと感じる人も多いでしょう。
そんな時には手軽にできるうつ病診断を利用してみましょう。
このチェックは、ウェブ上で無料で行うことのできるもので、アメリカ精神医学会の監修する「DSM-IV」と、WHO(世界保健機関)の国際疾病分類である「ICD-10」と呼ばれるものの2つが主流となっています。
どちらも12個から15個程度の簡単な質問に答えるだけで、自分の精神状態をすぐにチェックすることができます。
もし、このチェックで問題があった時には、積極的に医師の診断を受けるようにするとよいでしょう。
では、具体的にこの診断によってどのようなことが分かるのでしょうか。
実はうつ病にはいくつかの種類があるのですが、この診断を行うことで、自分の症状にどのような傾向があるのかを知ることができるのです。
「気分変調性障害」は軽いうつ状態が長期的に続く状態のことを言います。
症状自体はそれほど重くはありませんが、不定愁訴と呼ばれる頭痛やイライラ、疲労感というものが2年も3年も続きます。
「双極性障害」は、気分が高まる躁状態と気分が落ち込むうつ状態が数週間という短い周期で交互に現れる症状のことです。
こういった特徴から、うつ症状だけが現れる一般的なうつとは治療方法が異なります。
なお、双極性障害のうち症状の軽いものは気分循環性障害と呼ばれることもあります。
最近増えているのが「非定型うつ」で、20代・30代といった若い世代に患者が多いのが一つの特徴となっています。
非定型うつは双極性障害と似た症状で、基本的には気分の落ち込んだ状態が長期間にわたって続きますが、一時的に躁状態が見られることもあります。
さらには体調面の不調が現れやすい「仮面うつ」と呼ばれる病態もあり、その区別は非常に難しいものですが、チェック結果には自分がこれらの中のどの傾向があるのかということまで分かるので非常に便利です。