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デパスには一緒に飲むと危険な薬もあります。注意しましょう。

併用禁忌薬と併用注意薬

併用禁忌薬と併用注意薬について説明する医者

世の中に存在する医薬品には、それぞれの種類によって相性の良し悪しが必ずあります。

もしも相性の悪い医薬品同士で服用してしまった場合、思わぬ副作用が現れてしまったり、薬の効果が強すぎたり弱すぎたりといった作用が起きる可能性もあります。

そのため、どんな薬であっても必ず服用し始める際には併用禁忌薬や併用注意薬というものに何があるのかを確認しなければいけません。

インターネットで調べてもいいですし、病院から薬を処方してもらった際に医師から直接聞いても大丈夫です。

併用禁忌薬と併用注意薬の違いに関しても覚えておきましょう。

併用禁忌薬というのは絶対に一緒に服用してはいけない薬同士の組み合わせをいいます。

それに対して、併用注意薬は一緒に飲んでもいいけれど、薬を併用する際には注意しながら飲むことが求められます。

通常、併用禁忌薬や併用注意薬を一緒に処方してくるようなことはありえませんが、複数の病院にお世話になる場合は、併用できない薬なのに処方されてしまう可能性があります。

だから併用禁忌薬と併用注意薬をうっかり入手しないように注意しなければなりません。

どうしても違う病院を使わなければいけないという人は、必ず現在飲んでいる薬のことを医師へ伝えるようにしてください。

デパスの併用注意薬

アモバンのシート

ではデパスについてどのような併用注意薬があるのか?

まず注目してもらいたいのが中枢神経抑制剤になります。

これはレキソタンやアモバンにマイスリーといった種類の薬を指します。

中枢神経抑制剤というのは要するに脳の中枢神経を抑制する薬のことをいい、デパスもまさにそのうちのひとつだといえるでしょう。

つまり脳の中枢神経に作用して、眠気の作用などを引き起こす薬はすべて併用注意薬に分類されます。

なぜこれらの似たような薬が併用注意なのかというと、単純に効果が強く出過ぎてしまうからです。

たとえば普段デパスを使っている人が、寝付けなくなったからという理由で違う薬を途中から使い始めるのはあまりよくないということになります。

また、SSRIと呼ばれる薬も併用注意です。

SSRIは抗うつ剤として使われるものなので、デパスと少し似ています。

基本的にデパスとSSRIが同時に処方されることはありえませんが、SSRIだけ処方されていて、効果があまり感じられないから違う病院へ行くとデパスが処方されることがあります。

もし、そういった状況に遭遇したら、必ず処方してもらう前に医師としっかり相談することを忘れないようにしてください。

デパスの併用禁忌薬

アルコール類

どんな医薬品にも併用禁忌薬と呼ばれるものがありますが、実はデパスに関しては併用禁忌薬と呼ばれるものがありません。

実際にネットにある通販サイトで調べてみても、併用注意薬はたくさんありますが禁忌薬として指定されているものがないことがわかります。

そのためうっかり併用禁忌薬と一緒に飲んでしまったというトラブルが起こることはありません。

ただしデパスの服用を始める場合は、アルコールを控えるようにしましょう。

アルコールにはデパスと同じように身体をリラックスさせる効果がありますので、アルコールとデパスを同時に飲むことで効果が強すぎるという結果を招いてしまいます。

すると薬の効果が体に残りやすくなり、普通の量しかアルコールを飲んでなくても二日酔いになってしまう可能性が出ます。

また強い眠気が現れて集中力の低下にもつながるので、怪我などのトラブルも起こるかもしれません。

デパスではありませんが、過去に睡眠薬とアルコールを併用したことによって死亡してしまったという例がすでにいくつもあります。

そのため睡眠作用のあるデパスをアルコールと一緒に飲むのはかなり危険だといえるでしょう。

ピルや抗生物質との併用に問題はない?

アイピル

女性がよく使う女性向けの薬としてピルが存在します。

ピルは避妊薬のことで、自分の体を望まない妊娠から守るためにとても重要な薬となります。

コンドームだけに頼るよりもピルを使った方が避妊できる確率が上がるので、女性にとっては欠かせない薬でしょう。

また生理痛を軽減させたりにきびを改善させる際にも使えるので、避妊以外の使用用途としてピルを使っている方も最近では多くなっています。

そのため、ピルとの併用が可能かどうか気になる方も多いと思います。

結論からいうと、デパスとピルの相互作用はまったくありません。

トリキュラーでもアイピルでも問題はありません。

また、抗生物質との併用も特に問題なく、安心して使用することができます。

クラリスやジスロマックなどを服用している人も安心してデパスを飲むことができます。

ただし、いずれにしても副作用の重複だけは注意してください。

ピルも抗生物質も、主に消化器系に関する副作用が重複するおそれがあります。

副作用が重複してしまうと、軽微だった副作用であっても重篤な副作用になってしまいかねません。そのため、副作用の重複にはじゅうぶんに気をつけなければなりません。

この点にさえしっかり注意して併用すれば特に問題もありません。